
有名な株取引から学ぼう
格付けは、債券の信用力をランク付けし、信用力の高いものから低いものへ数段階に分類し、アルファペットの符号によって表示しています。
M社とS・P社の格付けを例にとると、トリプルAは最も確実性が高く、Cは債券不履行の可能性が非常に大きい、Dは債務不履行の状態であることを意味します。
格付けがトリプルB以上の債券を「投資適格」、ダブルB以下の債券を「投資不適格」と呼んでいます。
個人が外債を購入するときに投資対象とするのは、格付けが高ければ高いFードよいに越したことはないのですが、少なくともトリプルB以上のものがいいでしょう。
一般的に、同じ期間であれば、格付けの高いものFード金利が低く、低いものFード金利が高く設定されています。
信用力のある発行体はその信用力を背景に低い金利で資金を調達できる一方で、信用力の劣る発行体は信用リスクをとってまで運用をはかっている投資家から資金を調達しなければならないため、金利が高く設定されているわけです。
各国の指標となる長期金利と比較して金利の高い外債は、信用リスクの高い債券といえます。
ところで、格付けがダブルB以下の投資不適格の債券は「ジャンクボンド」と通称されています。
ジャンクボンドは、金利の面からみれば非常に魅力的ですが、個人が個別に分析して投資をするのは現実的ではありません。
そこで、ジャンクボンドに投資する投資信託を購入し、間接的に投資するのも1つの方法です。
いずれにしても、外債の取り扱い窓口で、購入しようとしている外債の格付けを必ず確認して下さい。
外債は、「利付債」の場合、一定期間ごとに利子(クーポン=利札)が支払われます。
「割引債(ゼロクーポン債)」の場合は、額面価格と発行価格の差額が利子ということになります。
外債はいつも新規に発行されるときに額面価格で購入できるとは限りません。
市場に流通しているものは、金利水準の動向と需要と供給の関係により市場価格が決まっています。
債券は通常100を基準に単価を表示しているので、右の例では、額面の単価100に対して98で購入したことになります。
「直接利回り」は、金利収入だけを考慮した投資尺度で、単年度の収益を見ることができます。
「最終利回り」は外債を購入したときから期日(償還日)までの収入を総合した収益尺度で、普通、利回りという場合、この最終利回りを指しています。
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